
「株の配当再投資のやり方が知りたいな。どうすれば良いんだろう。」
このような悩みに答えます。
この記事を読んでわかること
- 外国株の配当再投資のやり方と手順
- 配当は再投資すべき3つの理由
配当を再投資する方法が知りたいですか?
この記事では米国株・欧米株やETFから得た配当を再投資する手順をお伝えします。

更に投資信託の配当再投資の設定についても丁寧に解説しますよ。
この記事を読むことで配当再投資のやり方で今後悩むことはなくなるはず。
ぜひ最後までご覧ください。
外国株の配当再投資のやり方【個別株&ETFと投資信託で異なる】
配当再投資のやり方のやり方は、下記のとおり。個別株&ETFと投資信託で異なります。
- ①:個別株・ETF:自分で再度購入する
- ②:投資信託:再投資を自動でする設定にする
それぞれ順番に解説します。
①:個別株・ETF
個別株やETFでは入金された配当を使い、再度株もしくはETFを買い付けます。これが再投資。

個別株やETFの場合、基本的に自動で配当を再投資するシステムはありません。
なので、あなた自身で株を再購入することになります。
なお、一部の証券会社(サクソバンク証券)ではDRIPという「個別株の配当再投資」の仕組みもあります。
興味があるひとは試してみるのも良いでしょう。
②:投資信託
投資信託では「配当再投資」を行う設定にします。
投資信託を買い付ける、もしくは定期的に積み立てる設定をするときに、下記2つのうち「②:再投資型」を選択すればOKです。
- ①:受取型
- ②:再投資型※配当を再投資する設定
配当の再投資の手順
では下記2つのケースで、実際の配当再投資手順を確認していきましょう!
- ①:個別株・ETF
- ②:投資信託
①:個別株・ETF

繰り返しですが、個別株やETFでは再度買い付けを進めればOK。
その際、以下のように外貨「ドル」で決済します。

※外貨(ドル)の残高が欲しい企業の株価以上あることだけ、事前に確認するようにして下さい。
②:投資信託
投資信託では購入時に「再投資型」を選択して注文を行えばOKです。
これで自動的に配当が再投資されるので、個別株と違いあなたがやることはありません。

なお「受取型」になっている場合も、途中から「再投資型」に変更可能。
以下のように操作し「受取型」→「再投資型」に設定を変更しましょう。

※こちらは楽天証券のケースですが、他証券会社も同様です。
配当を再投資するべき3つの理由
今回やり方を解説した「配当再投資」には3つのメリットがあります。
- その①:複利が働く
- その②:購入手数料が不要
- その③:手間がかからない
①:複利効果を利用できる
配当を再投資することで、利益が利益を生み出す状態になります。これが複利の効果ですね。

いわゆる「雪だるま」状態。利益が利益を生み出す。
複利が働くと『時間が経てば経つほど資産の増加スピードが大きくなる』メリットがありますからね。
②:購入手数料がかからない(投資信託)
また投資信託における配当再投資では「購入手数料がかからない」メリットも。

購入のたびに毎回手数料が発生するとその分ロスになってしまうからね。
購入手数料のかからない積立システムを自身のポートフォリオに組み込むと、資産効率もアップするはずです。
③:手間がかからない
DRIPや投資信託で、自動で配当再投資を行う設定になっていれば手間もかかりません。
再投資を忘れるとその分ロスになる可能性もあるので、こういった自動投資システムは積極的に活用していくのがベターでしょう。
まとめ
今回の記事では配当再投資のやり方、メリットを解説しました。
再投資のやり方
- 個別株&ETF:自分で再度株を買う
- 投資信託:配当再投資型を選択
メリット
- その①:複利が働く
- その②:購入手数料が不要
- その③:手間がかからない
操作自体は簡単なので、数分で可能です。

今回の記事を見つつ、サクッと配当再投資の手順・設定を進めてみて下さい。
配当を再投資しながら資産の最大化を目指していきましょう。
今回の記事はここまでです。
それではまた。